最近は、ブログでも店頭でも、気温の話ばかりしている気がする。
「今日も暑いなー」って。
他の話柄を置き去りにしてしまう程、異常気象であることは確かなのだが、
できれば、あまりしたくない話である。
気温が異常なのは、口ずさむより先に身体が理解しているし、一辺倒な会話から始まる、
あの感じがすごくもどかしい。
周りを見渡せば、取り上げなければいけない時事が、他にたくさんあるはずなのに。
反骨精神というのか、ファッション好きの人なら必ず持ち合わせているであろう、他の人と被りたくないという気持ち。
気温の話をしたくないのも、多分そんな感じの所からきてて、
世の中の世間話の8割くらいは、気温の話から始まる気がするから、敢えて違うアプローチをしたいという訳だ。
とは言ったものの、春夏秋冬、季節の変化と密接な関係である、服屋という仕事において、それは無理難題でもある。
これが理想と現実ってやつ、大人になり、理想というものが、いかに尊く儚いものなのか少し分かった気がする。
だが、この流れで暑いので夏服を!っていう気分ではないので、"前回の佐子田さんのブログ”
を見習おうと思う。
ブログの綴順と実際の時系列が逆だったことは、置いといて。

SUGARHILL
2025 HS Collection
NYLON ZIP SWINGTOP
SUGARHILLより、ブランド初となるカプセルコレクションHS25のアイテムが到着しました。
期中のコレクションは、一定以上大きくなったブランドしか、やっているイメージが無く、SUGARHILLが沢山の方に愛され続け、大きくなっていったという、一つの証だなと思い、感慨深い気持ちになったり。
そんな事はさておき、6月のイメージって、雨で湿気てるけど少し肌寒くて、ハーフパンツとかは穿きたくなるけど、上はまだ長袖でみたいな。
そんな季節にピンポイントで到着するこのコレクションに、心躍らせながらピックした記憶があります。
でも実際フタを開けてみると、、言うまでもないですね、前述した通りの異常気象。
当時と現在のギャップに、もっと面食らうかなと思っていたのですが、そんな事は全然なし。
だってSUGARHILLには季節感を通りこせる良さがあるから。
今回紹介するナイロンジャケットもそんな感じ。


軽やかなナイロンタフタ生地を使用したスイングトップ。
異常気象は夏に限らず、暖冬だったり、秋春がほぼ無かったりする日本において、1番使い勝手の良いカテゴリのアイテムではないでしょうか。


YKK社エクセラジップを使用した、オリジナルのティアドロップジップは、無機質なナイロンウェアに、奥行きと高級感与えてくれます。
小さなロゴも、あった方が嬉しいけど、ドカンとは恥ずかしい、みたいな僕らの気持ちを汲み取ってるかのような大きさ。
そこいらのナイロンジャケットと一線画す部分は大きな所じゃない、そういうバランス感。
ラグランスリーブなのも良い、汎用性100点のこのジャケットは、多少大きなスウェットやニットの上からでも羽織らせてくれる、安心感が欲しいから。
端的に言うと、これが”調子の良い”ってやつ。




スタイリング提案なんて野暮ってもん。
それくらい自由にサクッと羽織れるやつ。
INシーズンだと瞬く間に無くなりそうだけど、灼熱の今ならゆっくり見てもらえるかな?
季節感やその場の気分で買うのじゃなくて、人生の相棒的感覚で選んでもらえるやつだと思ってます。
ナイロンジャケットでそれは言い過ぎかなと思ったけど、佐子田さんが、アンユーズドのスイングトップを8年間大切に着てるのを思い出して、嘘じゃないと思い直しました。

あくびしちゃうくらいのラフさと、ずっと寄り添ってくれる安心感のある1着。
この機会に是非。
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今夜もありがとうございました。
明日もお待ちしております。
YUTA
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