ファッションを好きになってどれくらい経つだろうか。
高校生の頃には、服欲しさにバイトをしていたからざっと7.8年にはなるだろう。
最近はどうかわからないけど、高校生当時のファッションアイコンといえば、もっぱら海外アーティストだった。
カニエ、ジャスティン、G-DRAGON、そんなところだろうか。
ファッションが好きな人限定なんてことは無くて、幅広くそんな感じ。
だから触れたという人も多いのではないだろうか。
そんなトレンドの中で、深掘りしていくうちに色んなブランドに出逢うのだが、そのひとつが韓国発のブランド達だった。
当時はまだコレクションブランドは少なかったと思うけど、
独特なデザインやクオリティの高さは目を見張るものがあった。
そして現在、第何次かの韓流ブームが訪れている世界。
韓国は国として、アイドル業界やファッション業界を後押ししている。
そんな中、自由で独創的な感性を持つ、デザイナー達は躍進し、世界に名を轟かせつつある。
そして今シーズンより、PALETTEでは初めてとなる、韓国発のブランドが仲間入りします。
NEW BRAND
ANDERSSON BELL
(以下ADSB表記)
2014年にローンチされたブランド。
約10年の歴史の中で、初めはコレクションブランドではありませんでしたが、リブランディングの後、コレクションブランドへ生まれ変わりました。
ブランド初期を知っているのですが、
ブランド独自の世界観は残しつつ、コレクションブランドとして、大胆なデザインや更なるクオリティが加わり、アップデートされたイメージです。
現在はミラノを拠点にコレクションを発表しています。
そんなADSBの最大の魅力は、韓国と北欧の2つのカルチャーからインスピレーションを受けたデザイン。
ブランドネームも、スウェーデンの一般的な苗字である ANDERSSONと韓国の伝統寺院を指すBELLを組み合わせたものになっています。
韓国と北欧どちらにも共通する事。
そう、寒いですよね。
韓国は日本の北海道くらいだし、北欧は亜寒帯や冷帯に位置する地域。
だから冬の寒さを活かしたモノ作りもADSBの魅力のひとつで、
特にニット類はブランドの得意項目。
デザインもさることながら、物の良さを感じられます。
もちろんニットだけで無く、他のアイテムでもクオリティの高さは一級品。
あまり知られていませんが、戦後より繊維産業で栄えた韓国は、
確固たる縫製技術を誇ります。
生地のチョイスから縫製まで、韓国での生産にこだわっています。
デザインだけでなく、モノ作りへのこだわりも感じられます。
韓国や北欧のカルチャーだけに留まらず、カルチャーのミックス、対比などといった手法で様々な要素をブラッシュアップするADSB。
時代に左右されないシルエット、クラシックでミニマルなスタイルをベースとしつつ、流動的で、時代を意識したモダンなエッセンスが加わり、唯一無二のデザインへ昇華されます。
性別、人種、文化の垣根に捉われないADSBは、コンテンポラリーなストリートスタイルを牽引する存在になるブランドだと思います。
見た目のデザインでも、ものつくりの良さでも楽しんで頂けるブランドです。
是非、お手に取ってみてください。
9/21(Sat.)12:00 START
※店頭、オンライン同時スタートです。
お楽しみに。
PALETTE art alive
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