イギリスの同人誌 BOY’S OWN(ボーイズ・オウン) はサッカーのクラブチーム、 チェルシーのフーリガンであった 若者 4 名が、友人に誘われてアシッドハウスのクラブへ通い始めた事をきっかけに音楽やファッション、サッカーなど ローカルなカルチャーシーンを取り上げたファンジーンとして 1986 年に創刊された。
Terry Farley(テリー・ファーレイ)、Andrew Weatherall(アンドリュー・ウェザーオール)、Cymon Eckel(サイモン・エッケル)、 Steven Hall(スティーブン・ホール)からなる BOY’S OWN 集団は 6 年間で 12 冊をリリースし、その間にレイヴパーティー を開催するなど、イギリスのクラブカルチャーへ大きな影響を与えた。
1992 年にはメンバーの Farley と Hall によってエレクトロニック・ダンス・ミュージックに特化したレコードレーベル JUNIOR BOY’S OWN(ジュニア・ボーイズ・オウン)を設立、Underworld をはじめ、The Chemical Brothers や X-Press 2 等 の有名アーティストが所属した。
とまぁ、長々と書いてありますが、要はイギリスのカルチャー雑誌とのコラボレーションと捉えてもらえれば。
そもそもメンズラインであるTOGA VIRILISは1950年代のイギリスの不良、テッズをベースに制作されています(不良感が全くないのがこれまた品があってよろしい)。良い意味でブランドらしくモダナイズされていて好きなのですが、大胆にカルチャー感を出していっても面白くなるのではと思っていて矢先のコラボレーション。BOY’S OWNもTedsもローカルで近しい点があったので展示会で説明されたときは正直アガりましたね。
Tシャツ中心のラインナップですが、今回は今からでも羽織としてお使いいただけるコーチジャケットの紹介。やっと商品紹介です。お待たせしました。シンプルなのでそこまで深いことあるわけではないですが。
バックに大きく入ったプリントが特徴的なコーチジャケット。素材はナイロン100%と普段使いしやすいのもそうだけど、コーチジャケットってのがこれまた今の時期にぴったりなアウターかと。色褪せたり、プリントがはげたりするまで着古してほしい1着です。おじちゃんが杖ついて年季の入ったジャケットを羽織っているあのスタイル好きなんですよね。 胸元にジュニアボーイスオウンの文字がプリントされています。これは先述したレーベルの名称です。
そういえばBOY’S OWN、訳すと男の子の物。
結局そういうことなんだよね。
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それでは明日もお待ちしております。
竹之内桂