新しい環境に飛び込むことはすごく勇気のいる行動だと思います。
この春東京に旅立ってしまう仲のいい子たちが何人かいて、応援したい気持ちと寂しい気持ちの入り混じったなんとも言えない感情を抱いています。
自分も様々な場所に新しく身を置いてきたので彼らのワクワクする気持ちや不安な気持ちが痛いほど良くわかります。
今回改めて思ったのは、見送る方も心が痛いという事。
わかっていたつもりで、今まで様々な方に見送っていただきましたが改めて経験するとやはり辛いものですね。
もちろんもう二度と会えないわけではないから、そんなに悲観しているわけじゃないけど、魚の小骨が喉に刺さって取れないみたいな絶妙な感覚が拭えない状況です。
迫り来る春という季節は別れのさみしいイベントばかりではなく、もちろんいいこともあります。
暖かくなって、桜が咲いたら花見もできるし、新しい出会いだってある。
新しい洋服を着て出かける機会だってきっと増えてゆくはず。
本日は少し軽装で、軽やかにお出かけする際に着用していただきたいライトなアウターのご紹介です。
今シーズンはデザイナーである君塚氏が陸からではなく、海側から見た景色をイメージソースとしてデザインに落とし込んだコレクション。
グラフィック、カラーパレット、ディテールなど様々な部分にシーズンテーマを反映しつつ、ブランドらしい機能性やドッキングを織り交ぜて作られた洋服が展開されています。
感性の豊かな君塚氏ならではの表現が散りばめられたコレクションの中から本日はこちらのファットジャンパーをピックアップ。
名前の通り大きなシルエットに設計された薄手のジャンパー。
配色や素材選びを一歩間違えれば、アメリカ映画の中でガソリンスタンド併設のチープなコンビニから、コーラとスナック菓子を持って出てくるおデブなおじさんが着用してそうなアウターになり兼ねませんが、そこは流石のエレファブ。
うまいカラーと素材選びで少し"いなたい"、いい意味で抜け感のあるバランスにフィットしています。
胸元には見慣れたブランドロゴが刺繍で描かれています。
フロントにワンポイント、主張せずでも目に入る、いいバランス感。
いいバランス感でいうと、左腕にもバージョンタグが。
僕はこのTYPE-05の意味はわかっていませんが、このタグがついているのが、"なんかかっこいい"です。
(きみちゃん、今度意味教えてください。)
フロント開きのダブルジップで好きなバランスのシルエットに調整可能。
インナーにロング丈のものを着用する際に裾にシルエットを絞られてしまう状況を回避できるのは、ダブルジップのいいところです。
ハイネックなので寒い時期は上まで閉めて風除けとして、暖かくなったらジップを開けて襟を寝かせてラペルとして。
状況に合わせて変化させることが可能な点も、エレファブのプロダクトらしいところ。
カラーは淡いブルーとグリーンの中間。
海の深い部分を連想させるような絶妙なカラーリングで、春にはぴったりの一着になっています。
インナーに発色のいい赤や青を持ってきて裾から覗かせるのも素敵ですね。
個人的には田舎っぽくブルージーンズと白Tに合わせてラフにスタイリングしたいブルゾン。
実はモッズコートをもとに作られていて袖部分にはモッズコート特有のタックが施されていたりとディテールにもこだわっています。
素材の話をすると、表地の撥水加工や、裏地部分は吸水性、速乾性に優れ、 静電気の発生を抑制する制電糸を使用したドライタッチが特徴の目の細かいメッシュ生地を採用するなど着る人のストレスをなくす優しい工夫のされた洋服。
様々なこだわりをさらっとライトに詰め込んだ、新生活の洋服の中に組み込んでいただきたいブルゾンとなっております。
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記憶がフラッシュバックするフックは匂いや物に触れた際が多いと思っていて、数年後この洋服をクローゼットから出した際に、この季節のことを思い出して、少し初心に立ち返るきっかけになればそれもまた素敵なことだと思います。
こちらは一点のみの入荷。
ぜひお早めに店頭にてご覧ください。
それでは明日もお待ちしております。
ヒロキ
PALETTE art alive
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