こんばんは。桂です。
最近は雪も降る寒さになってきました。
でも、入荷するものは春夏。
なんならパリでは次の秋冬アイテムたちがずらりと並ぶ。
なんだかよくわからない季節になってきましたね。
さて、今日はMINUSから届いたバッグのご紹介。
For Flyer’s Helmet Bag With Patched
その名の通り元来はヘルメットや酸素マスクなどを持ち運ぶための簡易バッグとして朝鮮戦争時に誕生したのだそう。そこから何度か修正を繰り返して私たちがよく知る今の基本形ができあがった。
作りが忠実に再現されているこのバッグはミリタリー由来なのもあってその収納力はさることながら、生地はナイロン100%とそのタフさも魅力の1つです。
パッチワークの柄は図形楽譜をモチーフにしています。
「楽譜は言わば作曲家にとって記録媒体としての役割が大きい。明確な情報をクリアなまま保管できる現代社会において、楽曲の霧にかけて保管するという浪漫に感銘を受けてプロダクト化に至った。」
これはデザイナー藤本氏の生の声である。
少し難しい表現かもしれないですが、アイテムからこういった
コンセプチュアルな部分が垣間見えるのは実にブランドらしいですね。
楽譜をよーく見てみて下さい。
気づきましたか?はい、気づきましたね。
そうです。
楽譜は本来であれば、白地に黒の印字がベースですが
こちらは黒地に白の印字と色調反転させています。
僕はMINUSというブランドはパラドックスやアンチテーゼといった所謂、逆とか否定とか反対といった言葉が当てはまるブランドだなと思っています。
パンク。カウンターカルチャー。
好きです、こういうところ。
画像では片側にしかないように見えますが
同じ大きさの内ポケットが左右に付属。
もっと分かりやすい画像取ります...。
図形楽譜も何だかイベント用のフライヤー(Flyer)に見えてきた。
元々飛行機やヘリコプターで上空からビラやチラシを配ったことがフライヤーの語源。 ダブルミーニングだと勝手に解釈。
CDのジャケにも見えてきた。
なんでもいいや。
バッグ探している方は是非に〜。
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竹之内桂
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