LITTLEBIG 2022 Spring Summer Collection Preorder Exhibition 10/8(Fri.)~10/11(Mon.)

Publié par PALETTEartalive le 02 octobre, 2021

確か23時を少し過ぎた頃、LITTLEBIGの馬渡さんと少し電話をしていた。あぁダメだ、今日だけはお酒を飲むぞと夕飯も兼ねてたまに行く居酒屋さんにいた。

2021/9/15

LITTLEBIGの初めてのショーを観覧するために、珍しくオーナーやりんごも共に東京に行っていた。ブランド初のショーを出来ればスタッフ全員で見たかったが、ヒロさんとリンちゃんにはお店をまもっていただいた。2人も他スタッフ同様このショーを楽しみにしている。

LITTLEBIGとは、2013年秋冬シーズンからお取引させていただいていて、既に9年のお付き合いになる。とても長いお取引ということだけでなく、毎シーズン行わせていただいている受注会や、別注など特別なお取り組みも多いということでスタッフ全員が思い入れのあるブランドだ。そして、所謂"公"の部分のみならず、"私"的にもお世話になっていて、何度朝までお酒を飲んだかはもう忘れた。

LITTLEBIGに身を包まれているおめかしした僕たちは、18時開場ということで時間通りに会場であるホテルメルパルク東京に着いた。時間が押しているとのことで、ホテルのエントランスには、人が集まってきて気づけばかなりの人数が列を作っていた。これ一体全体何人いるのだろうかと思っていると、会場である地下駐車場に案内される。ブランドのシグネチャーカラーにもなっているパープルのネオンに導かれぐるっと回り駐車場にたどり着くと、自分が参加した過去どのショーよりも席数が多い気がした。

席に着いてからどのくらいか。恐らく20分くらい待ったあと1度暗転し、柔らかく力強い白い光に包まれ。ショーが始まる。

無機質なピアノの音とオールホワイトの1st lookは、僕の予想を超えるようなものだった。恐らくロックで、恐らくテーラードという予感を取っ払ったショーの始まりは、確かにファンの胸を踊らせるものだった。

音楽は緩やかにブランドらしいロックへと変化していく。と同時に、セットアップやテーラードのlookが現れる。あぁ、やっぱりLITTLEBIGのテーラードだ。

全39lookも今まで見たショーの中で、圧倒的だった。それは、レディースもあるからという理由だけでなく馬渡さんのブランドに対する想いや、我々観覧者に対する想いも大きいと思う。いやはや、それは席にもあらわているじゃ無いか。よく見ると立ち見なんて無かったし、全員がフロントローで楽しんで見れる席だったと思う。

あぁ、僕はこのブランドに関わることができて改めて幸せだと感じたのだった。