先日久しぶりに
ショーシャンクの空に
という映画を観た。
主人公のアンディが雨に打たれる
場面が有名な映画だ。
僕は序盤のビールを嗜む囚人たちを
遠くから眺めるアンディの表情が
たまらなく大好きだ。
実は今シーズンの SHINYA KOZUKA のテーマ
である “素敵な下書き” は
この名画に端を発する。
映画を題材にするのではなく
映画から得た小さな感動やきっかけを
最大限に誇張すべきだと感じた小塚氏。
ふと開いたインスタグラムの友人の投稿に
出てきた “青いインク漏れ” をただなんとなく
可愛いと感じたそのきっかけから
万年筆やボールペンを連想し
自分なりに解釈して服へと昇華した今シーズン。
本日はそのテーマが見事に
全部表現された商品のご紹介。
幸せの青い鳥から着想を得た鳥たちが
様々なタッチで描かれたオーバーオール。
腰から下は2タック入っており
ブランドアイコンでもある
BAGGY PANTS のようなシルエットに近い。
ストラップ部分は収納できるようになっており
ミニマルでスマートな印象に。
ボタンは4つ付いており調節可能なため
S〜XLぐらいの方まで対応できるサイズ感かと。
生地はタイプライターなので
薄手で軽く、夏場でも涼しく
着て頂ける一着。
最後に少しだけ色についてのお話を。
また色かよって方、今日はちょっと違う視点から。
白って汚れやすいよね。
でも、ブラックやネイビーは汚れていないのか
と言われればそうじゃない。
汚れが目立ちにくいだけであって
ちゃんと汚れている。
汚れを気にするあまり白を着ないという方が
たまにいるが、もったいない。
黒にしても、青にしても、白にしても
洋服というものは毎日着ていれば
結局は汚れるもの。
汚れたのならクリーニングに
出せばいい。
それだけのこと。
ファッションが好きなら
服が好きなら
面倒だけれども
そうまでして然るべきだと僕は思う。
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それではまた明日もお待ちしております。
竹之内桂
PALETTE art alive
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