かっこいいと感じるものにはどんな理由があって、どこにかっこいいを見出すのか。
PALETTEでは毎朝撮影の時間があって、数コーデそれぞれが組んで撮影をするのですが、その撮影に僕はカメラ担当として参加することがたまにあって。
あ、この写真かっこよくなりそうって思う時がたまにあるんですが、じゃあそれはどんな時なんだろうか、と、トイレに入ってる時間や歩いて通勤する時間に考えてみたわけです。
まずは第一に、その日の太陽の状況。
いい光が入る時間帯や季節は、正直誰が撮っても誰を撮っても、それなりにかっこよくなるわけで。
影とのコントラストをつけると、それっぽく仕上がります。
次に、当たり前ですがモデルのルックス。
イケメンや美女を撮ると、それもまたそれっぽく仕上がります。
昔、こうきちゃんに言われたことがあって深く覚えているんですが、
『ヨシマサを撮ってかっこよくなるなんて当たり前ですよ!』
『誰が撮っても良い素材を撮っていい写真って言ってたらダメです。』
って。
間違いない。
でも本当にそういうことで、普通にかっこよくなるのが当たり前なんです。
だってかっこいい人を撮ってんだから。
じゃあ次に、スタイリングがかっこいい。
この辺は結構自分の中で最近すごく重要だと思っていることで、スタイリングがかっこいいというのは、つまりは自分に似合うスタイリングがわかっていて、それをしっかりと表現できている。
という事。
正直ここで、抜群のルックスをもつモデルを使う以上にかっこいい写真が撮れるかどうかが決まると思います。
先日大阪店スタッフのカツラで撮影した写真には、この点がしっかりと存在していた。
撮影前に二人で話して、今日は自分らしいスタイリングで撮影しよう、パレットぽくとか、ブランドぽいは一旦置いておいて、カツラならこの洋服をどう着用するか。
そこを一番に考えてスタイリングを組んで欲しいと。
フィッティングから出てきたカツラを見たときに、今日はいい写真が撮れるなと、そう思えるほど彼らしいスタイリングを、彼はしっかりと組んでくれて。
この日は太陽の出方も悪くて光のコンディションは最悪だったけど、個人的にはすごくかっこいい着用画像が撮れたと。
自分を理解した上で、KENZOをしっかりと着こなしていて、小物使いもくどくなくそれでいてしっかりと効いている。
本当にカツラらしいスタイリングだし、とにかく何よりも、すごく似合っている。
もちろんルックスやスタイルが良いに越したことはないと思うし、それがあれば楽にかっこいいを表現できることは揺るぎない事実ですが、例えばそのどれもが自分の理想とは違っていても、自分にどんなものが似合うかを理解してスタイリングすれば、それは誰かの目を惹くことができるほどに素敵に、かっこよく仕上がるのだと思います。
そのためにまずは、色々な洋服に袖を通さないとどうしようも無い。
似合う、似合わないを体で試さないと、センスや感性は磨くことができない。
PALETTEには、たくさんの個性的な洋服が店頭に並んでいます。
センスのいいスタッフも、アドバイスをくれると思うので、まずは自分に似合うものを探しに、来店してください。
あなたにはこの洋服が似合いますか?
↓ONLINE SHOP↓
ひろき
PALETTE art alive
【OSAKA】大阪府大阪市西区南堀江1-19-1
TEL/FAX : 06-6586-9560
【NAGOYA】愛知県名古屋市中区栄5-18-5
TEL/FAX : 052-684-7239
【FUKUOKA】福岡県福岡市中央区赤坂2-2-45
TEL/FAX : 092-707-0965
MAIL : info@palette-art-alive.com