"SURGE"
感情の高まりを意味するこの言葉をテーマに置いた22awのCOGNOMEN。
デザイナーである大江さんのクリエイションは、実は2ndシーズンから見させていただいていた。
サッカーというスポーツをブランドの根底におき、いやデザイナー自身の根底にあり、それをファッションを通して伝えている。
元々、世界で活躍する某ブランドの生産を担っていた大江さんが、aw22の展示会でいつか若い子たちのためにも工場を作りたいと言っていたことをふと思い出した。
今現在の日本のファッションクリエイションを継続していくことにおいて、最も困難に位置づけされることの一つは工場との連携だと感じている。
多くのファッションブランド(有り余るインフルエンサーブランド)がこの世に飽和している一方で、工場は高齢化が進み泣く泣く枯渇し、多くのブランドのクリエイションに待ったがかかる。
こんな現状に頭を抱え、新しいファッションデザイナーが生まれることが無くなるのではと大江さんはU30を代表し国内を牽引しようと考える。
2ndシーズンからブランドの象徴的なニットのみならず、布帛におけるテキスタイルにも拘りが感じられた。
22awでもそれは継続される。感情の動きを表すフリンジのシャツ、デニムには感情の高まりを表現している渦が大胆に全面に表現されている。
袖の切り替えが特徴的なロンTEEにもプリントされている今シーズンを象徴とする柄だ。
ユニフォームナンバーを背負ったベスト、平和とアンチテーゼの意味をなす手袋、透明な糸によって煌びやかに光るカーディガン。
ニットへの拘りは、来週から始まるパレットでのニットフェアを絢爛とするはずだ。
9/17(SAT.)~9/25(SUN.)
COGNOMEN
POP UP STORE at PALETTE art alive OSAKA
デザイナー大江さんには、18日ご来阪の上、店頭にてお客様とコミュニケーションを取っていただきます。
より多くのお客様にご来店いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
P.S岸江さんも大阪で待ってます。笑
河村伊将
PALETTE art alive
【OSAKA】大阪府大阪市西区南堀江1-19-1
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