10周年別注ローンチ企画。
10月から毎週末、
各ブランド様にお願いしたアイテムを発売してきましたが、
遂に最後を迎えます。
締めの大役を僕が担わせて頂きますので
最後までお付き合い頂ければと幸いです。
SUGARHILL
(2018AW)
(2019SS)
(2019AW)
(2020SS)
(2020AW)
(2021SS)
(2021AW)
(2022SS)
(2022AW)
パレットにとって、僕にとって、かけがえのないブランドの1つです。
僕とよしまさが入社したての4年前の春頃、
当時のバイヤーであった澤浦さんが
見たことのないブランドのルックを2つ見せてきました。
「どっちが好き?」
その一言に対し迷わず答えたのがSUGARHILLでした。
そこからお取り扱いが始まったのが18AW。
名古屋店のオープン日に、併せて開催した19SS受注会イベント。
SUGARHILLというブランドを知っている人がほとんどいない中、
ツナギやデニムを熱弁してお客様に買っていただいてたのが懐かしいです。
懐かし話はこの辺にして、別注の詳細について、ですね。
林さんのブログの内容の通り、
”手仕事”にフォーカスした内容となっております。
デニム、コート、つなぎの3型。
なぜこの3型なのか。
まず第一に、
SUGARHILLの起源である”つなぎ”を作ることは必要不可欠でした。
ファッションを楽しむ上で、
つなぎを着用する難しさは少しあるかもしれません。
ただ、それを作る、しかもカッコいいブランドは世界全体で見ても
非常に少ないと僕は思っていて、
有名になった事で改めてブランドの根源を皆様に知って欲しいという
意味を込めました。
ビンテージデニムの解体、裁断までを林さんにしてもらったのですが
2度とやりたくないと言われました。笑
そしてデニムパンツ。
こちらもブランドを語る上で外せないアイテムの1つです。
リジッドデニムが代名詞といっても過言ではないでしょう。
しかし僕の中でどうしても葛藤があって。
いざ自分のワードローブ見た時に
SUGARHILLのデニムはリジッドではなく加工ものだらけだったのです。
淡いブルーばかりが並んでいるけど、
どのシーズンの加工なのかすぐにわかる個性。
表現できる幅が決して多くないデニムの加工ですが
SUGARHILLらしさをそこに感じることができると思っています。
別注の加工は"オイル”と”ペンキ”。
21AWの様なオイルフェードに林さんによるペンキ加工。
”手仕事”を贅沢に感じれる、特別な1本へと仕上げて頂きました。
最後にコートですね。
”男らしい野暮ったいスタイル”がブランドの世界観。
だけでないのがSUGARHILLだと思っています。
ボロや薄汚いデニムといった野暮ったいイメージの中に、
そこにある”美”や、
時折魅せる中性的なエッセンスが林さんの創る世界観、
SUGARHILLの本質的な部分でありそこが好きなポイント。
ファッションは自由であるべきだし、
僕のこの解釈は正解ではないかもしれませんが、
ファッションを売っているお店だからこそ提案したいスタイルです。
このアイテムは林さんの大学卒業製作のコートがインスピレーションに。
3本限定のスペシャルピースです。
ブランドを語る上で外せない3型。
今一度SUGARHILLの世界観を
フルで楽しんでくれると嬉しいです。
3型とも贅沢に、尚且つかなりわがままなお願いを受け入れてくれた林さん、
本当にありがとうございます。
これにて10周年別注は最後になりますが
SUGARHILLをはじめ、我々は様々なブランド様との
お取り組みを継続していきます。
これからも末長く宜しくお願い致します。
ファッションを楽しみましょう。
PATCH WORK JUMPSUIT
OILED AND PAINTED DENIM PANTS
CRASHED HOUNDTOOTH WOOL COAT
12/10 (SAT.)
SHOP & EC 12:00~
SATART
(ランウェイで使ってくれた別注コート)
(林さんの学生時代のコレクション)
(2019SS PRE ORDER)
(初めての別注つなぎ)
PS.
今回別注のモデルをしてくれたマコちゃん、ダイムありがとう!!
また遊ぼうね!!!
佐子田
PALETTE art alive
【OSAKA】大阪府大阪市西区南堀江1-19-1
TEL/FAX : 06-6586-9560
【NAGOYA】愛知県名古屋市中区栄5-18-5
TEL/FAX : 052-684-7239
MAIL : info@palette-art-alive.com