”仕事= WORK"。
世の中には数えきれないほどの職業が存在し、
早い人は16歳ぐらいから、20代前半の年齢には社会に出て、
残りの人生のほとんどをそれに費やす。
街中を少し歩くだけで、
スーツを着た人や作業着を着た人、制服を着た人と、
仕事着を装っている人がすぐ目に入ってきます。
当たり前ですが、
それぐらい世の中は仕事をしている人で溢れかえっており、
その日常に気を留めなくなっているとも思います。
そんな日常や風景を切り取り、
コレクションに反映しているブランドである
SHINYAKOZUKA。
毎シーズンその切り口はなかったと関心させられますが、
今期はファッションとして触れることがなかったブランドと
コラボレートしているから特に面白い。
SHINYAKOZUKA
2021 Autumn/Winter Collection
DOKA COAT WITH TORAICHI
「いやー、念願だったんですよね。」
展示会での開口一番でそう呟くのは、デザイナーの小塚さん。
今までDickies、FARAHといった海外の老舗ワークウェアと
コラボしてきたSHINYAKOZUKA。
寅壱は日本が誇る老舗ブランド。
土木や鳶職といった現場仕事の人達を支える作業着メーカーです。
ご存知の方や普段仕事で使っている方も
もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
そんな日本のワークウェアブランドと
日本のデザイナーズブランドがコラボレーション。
寅壱の代名詞的なアイテムであるパイロットジャンパー、
通称ドカジャンをアップデートさせたプロダクト。
ウールジョーゼットという、
婦人服でよく使用されるテキスタイルを使用し野暮ったさを払拭。
DOKA COATと名付けられたこのアイテムは、
やはりワークウェアな印象を感じるも
テキスタイルとステッチワークにより上品さも捉える事ができます。
BLACKは野暮ったいスタイリングを組みましたが、
CHOCOLATEでは上品なスタイルを。
真逆のスタイリングですが、なぜかハマる。
そして、なんかいい。
ここまで直球のワークウェアは、
ファッション的には凄く新鮮だと感じました。
寅壱を作業着で着用している人は、
日本での日常では当たり前の様に見る風景だから、
小塚さんにとって念願だったのかなと思います。
この機会に是非。
↓ONLINE SHOP↓
SHINYAKOZUKA
今夜も有り難うございました。
明日もお待ちしております。
佐子田
PALETTE art alive
【OSAKA】大阪府大阪市西区南堀江1-19-1
TEL/FAX : 06-6586-9560
【NAGOYA】愛知県名古屋市中区栄5-18-5
TEL/FAX : 052-684-7239
MAIL : info@palette-art-alive.com
