WOOL KARSEY RIB PANTS A-11

Posted by PALETTEartalive on

 
最近は一人でも誰かとでも、色々な場所に行くようになりました。
 
普段の生活では感じる事のできない空気感を味わいに、山に川に、とにかく田舎に。
 
先日は一人で鞍馬山に登って、鞍馬寺を参拝しました。
 
様々な場所に行く事で様々な『好き』に出会うわけですが、それは一目見た瞬間から直感的に好きで、なぜそれが好きなのかの理由については後々考えることがほとんどです。
 
本日は、直感的に好きなこのアイテムの好きな部分について、考えながらご紹介したいと思います。
 
ジョンメイソンスミスのパンツの画像
 
 
以下、JOHN MASON SMITH公式資料より抜粋。
 
高密度規格織物。
 
ウール表面の鱗を薬品で改良する加工(オフスケール)その後に蝋を生地に染み込ませ繊維の縦横のくぼみを埋めていく加工(含浸)をかけ張り感と少しざらっとした手触りに仕上げています。
 
これをすることにより、構築的なシルエットが表現できるドレープ性もあっての張り感と色の彩度も鮮やかなのが特徴。
 
カルゼ組織のシャープな表面感。
 
ミリタリーのオーバーパンツから着想を得たディテールを採用してフロントにウエストから裾までのファスナーを2本配しています。
 
ウエスト口と裾口ははゴムギャザーでイージーに脱ぎ履きできるような仕様に。
 
 
ジョンメイソンスミスのパンツの画像
 
ジョンメイソンスミスのパンツの画像
 
ジョンメイソンスミスのパンツの画像
 
美しい曲線を描きながら裾へと落ちてゆくテーパードのシルエット。
 
本来ミリタリーの持つ力強さの中に上品さも兼ね備えているからか、派手なデザインやカラーではないにもかかわらず、複数並んだ他アイテムの中でもふっと目に止まる一本。
 
光沢があり、さらに耐久性も併せ持つカルゼ素材は昔から好きな素材で、直感的に好きだと感じた一つのポイントがここになります。
 
コーデュロイとは違った畝の出かたが特徴的で、シワにもなりにくくガシガシと履いていただける生地です。
 
ジョンメイソンスミスのパンツの画像
 
ジョンメイソンスミスのパンツの画像
 
パンツのフロントには腰から裾まで2箇所にジップが配されており、開けるとそのままスリットパンツへと変化します。
 
パンツのインナーにカラータイツや、薄手のパンツをレイヤードしてダブルパンツで履いてもおしゃれな一本。
 
ジップは若い印象で避けがちでしたがこのパンツは特別で、ジップディテールがすごく目を惹きました。
 
パンツ全体のネイビーと、冷たく鈍く光るジップの異素材感がなんとも言えない魅力を醸し出していて、大人っぽい色気がたまらなく大好きです。
 
ジョンメイソンスミスのパンツの画像
 
ジョンメイソンスミスのパンツの画像
 
ポケットはサイドに2箇所と、バックサイドにフラップ付きが2箇所の計4箇所。
 
実用的にも十分な収納量だと思います。
 
個人的な意見なのでスルーして頂いて構いませんが、ポケットにあまりものを入れると折角の美しいシルエットが崩れてしまうので、おすすめはしません。
 
カバンを持つか、手ぶらでの行動をおすすめいたします。
 
ジョンメイソンスミスのパンツの画像
 
そう、こんな感じのスタイルで。
 
カバンは意外とスタイリングのスパイスになりますので、ちょっと変わった形の物やカラー物がいいかな、と思います。
 
このパンツは様々なスタイリングにハマる万能なアイテムですので、ご自身のワードローブと組み合わせて最高のスタイルを作っていただきたいです。
 
ジョンメイソンスミスのパンツの画像
 
こんなのとか
 
ジョンメイソンスミスのパンツの画像
 
今時期だとこのくらいしっかりしたアウターとの合わせも素敵です。
 
質感的にはレザーなどにも負けないしっかりとした生地面なので、ライダースなどとも相性がいいと思います。
 
ジョンメイソンスミスのパンツの画像
 
丸いシルエットの中にある四角いジップの感じだったり、
 
光沢のあるネイビーの生地の中にある鈍く光る鉄の質感だったり、
 
本来だと相反するというか別ジャンルのものが同居しているのに、単体でいるよりも魅力的に感じる。
 
僕はそのバランス感に直感的な好きを感じているみたいです。
 
洋服に限らずですが。
 
僕は店頭にいないので、説明を直接面と向かってすることはできませんが、ブログを読んで実物を手にとった際に、その良さを感じてくださる方がいれば嬉しいと思っています。
 
 
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明日もお待ちしております。
 
 
 
ヒロキ
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