子供の頃よく行った公園やショッピングセンター、遊園地。
僕には小、中学生時代によく通った公園があって、真夏の暑い日や真冬の雪の積もる日も友達と一緒に遊んだ思い出の場所です。
一昨年、地元に帰省した際に久しぶりに訪れてみたのですが、遊具は撤去されていてもうすっかりと空き地になっていました。
もう思い出の中にしか存在しない公園の風景ですが、僕の中では未だ、キラキラした特別な場所です。
時の流れにより、かつては人が溢れた場所も人っ子一人いない廃墟と化す。
そんな思い出の場所をシーズンテーマに2021SS Collectionを展開する
【 elephant TRIBAL fabrics 】
1stデリバリーより、こちらのアイテムのご紹介です。
※画像左（リバーシブルですので写真上がA面、写真下がB面となります。）
※画像右（リバーシブルですので写真上が
A面、写真下がB面となります。）
A面とB面、どちらも着用することのできるリバーシブル仕様のファティーグJKT。
ファティーグジャケットとは、ベトナム戦争時にアメリカ軍が着用していたジャケットのこと。
本来は薄くて軽い生地で作られており、ジャケットよりシャツに近いデザインになっていますが、エレファブから登場したこちらはシャツとジャケットの中間的な厚みで、今の時期から少し暖かくなる時期まで長く着用することができます。
斜めに配されたポケットもファティーグJKTの特徴。
A面とB面でポケットのフラップの形を変えています。
大きく取られた身幅と、ゆったりとしたアームホール。
A面はシンプルにご着用していただけるデザインに。
B面は光沢のあるサテン生地となっており、光の加減で浮き出るペイズリー柄が美しく、アーム部分はストライプの柄になっているのでデザインの効いた、一着で存在感のでるジャケットとしてご着用いただけます。
また、釦で着脱可能なスカーフが付属しており、アクセントとしてお使いいただけます。
エレファブの洋服はどのシーズンも遊び心に溢れていてワクワクするのですが、今シーズンのこのアイテムはもう遊び心満載で大好きな一着です。
デザイナーが20代に作っていた、みた事のない面白い洋服。
30代になって、自分の同世代にも着用できるようにと作っているリアルな洋服。
どちらの年代の感性も殺さずに同居させた、歴史の詰まった一着なのかなと、僕は感じました。
いつだって今が一番楽しくてかっこよくいたいけど、今を作った過去も捨てずに大切にしていきたいと僕は常日頃から思って生きています。
ブランドを続けていく毎に変わってゆく感性やデザインに対する考え方。
いろんな感情や感覚の中で苦しみながらも生み出された最高の一着なのではないかと勝手に思っています。
若い方にはもちろん、30,40代の方にもぜひみていただきたい最高のアイテムとなっておりますので、ぜひ店頭にてご覧ください。
タカハタ ヒロキ
PALETTE art alive
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