皮肉。
弱点をつくなど骨身にこたえる事を、
それとなしに言う、意地悪な言葉。当てこすり。
何かに対してこう思う事は、ただ単に意地悪なのではなく、
とある物事に疑問があったり自分の意見があるからだと僕は思います。
"Bet My Boots"
今季のMASUのテーマには全てを賭けても良いという自信があり、
デザイナー後藤氏のルーツであるアメカジがベースになっています。
そしてそのルーツを破壊したかったと、
皮肉ったデザインが散りばめられています。
MASU
2022 Autumn/Winter Collection
FUTURE X
「今期のテーマはアメカジへの皮肉です。」
展示会で後藤さんから説明を受けた際、非常に印象的な言葉でした。
すごく共感できる。
この派手なフェイクファーのブルゾンもまさにそんなアイテム。
某アウトドアブランドのレトロなんとかを皮肉っています。
そのアイテムはビンテージでも現行でも見られ、
沢山の方に着用されていますがなんか野暮ったいし、物足りない。
MASUが新しく提案するブルゾンは、
毛足の長いフェイクファーであり美しくカールしています。
そこに注染という技法により色が混ざり合う様なデザインに。
CANDYは名前の通り、
アメリカの雑貨屋で売られていそうなキャンディの様なポップなカラーリング。
こんな色味のフェイクファーはそうそう無いです。
僕はこれをSUGARHILLの野暮ったいデニムとコーディネート。
BLACKはCANDYと比べて派手過ぎないから、
パンツに柄を持ってきても派手過ぎず、
クールな印象になってくれます。
皮肉は一種の挑戦だと感じさせてくれるアイテムです。
FUTURE X。
名前も含めて素晴らしいアイテムです。
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MASU 22AW FUTURE X
少し気が早いかもしれませんが、今季を象徴するアイテムなので
お早めにどうぞ。
今夜もありがとうございました。
明日もお待ちしております。
佐子田
PALETTE art alive
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