オープン前や営業中、クローズ後に、僕たちはよく音楽の話をします。
ヨシマサくんにはよくオススメの曲やアーティストを教えてもらうんだけど
その教えてもらうアーティストがことごとく、どタイプで。
最近は THEティバ という女性2人組バンドに夢中で、
まさに今も
そのバンドの曲を聴きながらブログを書いています。
音楽は、すごく偉大です。
歌詞も大切ですが、僕にはメロディーがすごく重要で。
季節を感じたり、場所をイメージしたり。
音なのに、匂いや映像が浮かんでくる。
ヨシマサくんの教えてくれるアーティストは
そういった音楽を作る人が多い気がします。
ちなみに今聴いているTHEティバの
「Go back our home」
は、僕の中では
春のまだ薄暗い早朝に外にいて、
だんだん明るくなっていく空を見ているようなイメージの曲です。
聴いているとワクワクしてくるような。
ちなみに歌詞は全部英語なので本当はなんの歌なのかは知りません。笑
音楽の話でブログをスタートしましたが、
本日はいつも洋服でワクワクさせてくれる
こちらのブランドのアイテムをご紹介。
MASU のシグネチャーデザインとも呼べる ZIP UP SHIRTS。
シャツをブルゾンに再構築したようなストーリー性を含むこちらのシリーズ。
今シーズンはオーガンジーの透け感ある素材に、
アンティークのガラス製メディカルボトルのような
アンバー調の柄をプリントしており、
まるでガラス瓶を纏っているようなイメージに。
昔の技術ではガラスの厚さを一定に保つ事ができずに、それが原因で
光の屈折が場所により変わる。
それがヴィンテージのガラス製品の良さであり、味なんですが。
その光の屈折のランダムを表現したかのような前、横、後ろの生地柄の違いは
本当に美しい。
さらに透け感のある生地でヴィンテージの繊細さまで想像してしまうような、
ただカッコいいだとかそういった域を超越した一着だと、僕は思います。
胸元に配された二つのポケットと、ボタンとジップ。
ボタンとジップで、とめた際のシルエットが
変わるのでコーディネートに合わせて使い分けていただけます。
短く設定された着丈の効果でレイヤードにも使いやすく、ブルゾン感覚で羽織るにも非常に使いやすいアイテム。
生地の動きが出やすい腕部分を見ると、いかに しなやか で美しい生地なのかがよくわかります。
軽く柔らかい生地なので着用時のストレスなどなく、デザインのみならず実用性も兼ね備えています。
僕がMASUのアイテムを実際に目にするのは、毎シーズン入荷してくるタイミングなのですが、その度にいつも思う事があって。
それは、写真では感じることのできない実物の圧倒的なクオリティの高さ。
繊細で作り込まれた生地と、考え抜かれたデザイン、ディテール。
その洋服の厚みを感じます。
これは生地的な意味ではなく、ストーリー的な意味で。
物語を感じるというか、、、
物語が頭に浮かぶと言ったほうが正しい感覚なのかも。
こういったシーンで着たい、こんな気持ちで着たいと、場面が思い浮かぶようなそんなアイテムがMASUの洋服にはすごく多い。
ブログの冒頭でも書きましたが僕は
季節を感じたり
場所をイメージしたり
匂いや映像が浮かんでくる
そういった音楽が好きで。
MASUの作る洋服にもその感覚を感じているから、毎シーズンこのブランドの虜になるのかもしれません。
きっとそうだと思います。
まだシーズンは立ち上がったばかり。
これから始まる21SSシーズンが心から楽しみです。
タカハタ ヒロキ
PALETTE art alive
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