「 ナチスに挑戦した少年たち 」
大戦下のデンマークで本当にあった物語
第二次世界大戦、ナチス占領下のデンマークで
レジスタンス活動をした少年たち。
彼らは、自分たちのグループをチャーチルクラブと呼んだ。
ドイツと徹底的に戦うと宣言したイギリスの首相
ウィンストン・チャーチルを心から尊敬していたのだ。
2020AW Collectionで
[ー]MINUS
がテーマに選んだチャーチルクラブ。
弾圧に屈してしまった、自由を諦めた大人たちに変わって
武器一つ持たない少年たちが自由の為に大きな力に抗ってゆく物語。
本日はそのCollectionの中から一着をご紹介したいと思います。
非常に肉厚なヘビーメルトンにより作られたストームコート。
あえて裏地をつけない事でインナーにブルゾンやレザーなど着込める仕様となっています。
着るごとに少しずつ柔らかくなってゆく生地の変化もお楽しみいただけます。
ウエストベルトを絞って着物のような前あわせに。
ウエストベルトを絞る動作で
ナチスドイツと戦う子供達の緊張感を。
逆に、ウエストベルトを緩める動作でミッションを無事に終え
帰路につく子供達のリラックス感を表現しています。
スタンドカラーで着用する際に襟を止める事ができるようにつけられたチンストラップ。
形の違う、用途によって作り分けられたポケット。
デザイン性のみならず、マイナスの物作りに対するこだわりが感じ取れます。
このコートのイメージソースとなったのは飛行機乗りのユニフォームである
アビエーターコート。
本来はもっと無骨で男らしいコートなのですが、マイナスの理想の男性像が
中性的でどこか色気のある男性。
というところから細部のディテールを変更し、この形に。
重厚感のある生地の中にどこか中性的な柔らかさを感じる事のできる
一着に仕上がっています。
現在の日本において実体のある敵と戦う事はないのですが。
例えば目に見えない不安やストレス。
そんな目に見えない敵と戦う為に、戦うモチベーションを上げる為に
お気に入りの洋服で武装して日常を乗り切ることができれば
洋服を着る事、おしゃれをする事に意味が生まれるのかな。
なんて思います。
年末に向けていつもよりも早い時間のスピードに飲まれてしまわぬよう
残り少ない日々を1日1日、楽しんで生きてゆきましょう。
タカハタ ヒロキ
PALETTE art alive
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