熱と敬意と言葉

Posted by PALETTEartalive on

     
      
激動のあの時代に僕は、恋焦がれています。
決して正しいとは言えないが、お互いが一つの場所を、あやふやでいて猥褻になってしまったアレを取り戻すために。実はアレ自体が敵なのに何故かお互いが戦っていた60年代後半のことです。
あの力強い時代が、もう一度来てほしい、正直いうとこんな根っこが腐ったアレなんて終わっていると思うんですが、それでも僕たちはこのアレに居るし、恐らく僕は好きだから居続けるはずなんです。
本当は割腹なんてしないで欲しかった、彼には居て欲しかったなんて思ったりもする。まだまだ知見が浅い、もっともっと勉強しないと。無知の知だ、まずは身の程を知れ。
アレのために、ファッションのために、誰かのために、このブランドを広めたいと思います。
SOSHIOTSUKIのPOPUPのティザー
"SOSHIOTSUKI"というブランドが22awより我々の仲間に加わります。
日本人の精神性とテーラードのテクニックから作られるダンディズムを提案するをテーマに掲げるメンズウェアブランドです。
今回、PALETTE art aliveでは、22awのローンチに合わせ、8/13(Sat.)~8/21(Sun.)の期間、アーカイブを並べたPOPUPを開催いたします。
SOSHIOTSUKIのpopupのティザー
敬意
僕は、お取り引きをするかもしれないようなブランド様の展示会にお伺いさせていただく際には、ネット上に出ているような記事は、基本的に全て事前に一通り目を通すようにしています。
無知な僕なりの敬意として、必ずどのブランドにもそうしています。
大月さんのインタビューがYouTubeに載っていました。
ちょうど1年くらい前に初めてお会いしたときとは少し違って、お洋服・自身について、とても楽しそうにお話ししている姿、そして内から溢れ出る力強さに僕は惹かれました。
   
【テーラードは、その人(作る人)を反映するお洋服だよと僕はもっともらしく、よく店頭で話しています。
これはもしかしたらその人を知っているからこそ思うのかもしれない?
いや、逆にテーラードのことを理解していたら彼らのことを理解できるのかもしれない?
そう思うと、僕たちデザイナー以外の人間は、メンズウェアを"楽しむ"ためにテーラリングというものに対してもっともっと理解するべきだと感じています。】
   
SOSHIOTSUKIが作るテーラードは、読み解くことが難解です。あくまで、モードな王道の力あるテーラードジャケットで凛とした人に着て欲しいテーラードです。そこに、動画内でも仰っていましたが、日本の要素が入っていて、袈裟ブレスト/前合わせが変わっているんです。
和を提案するときには、アンコンとかで肩落としたり、柔らかく作られるようなイメージがあるんですが (ミックスすることが難しい?)、力強さが溢れ出ている。だけれども優しいんです。矛盾しているようですが、これを人に例えると、僕にとっては30年代に生まれた70年、自決したあの人を感じることができる。
これがダンディズムなんだ。
SOSHIOTSUKIのpopupのティザー
言葉
お店にいて、誰かが言っていた「頑張って生きる」恐らく彼はそんな重く言った言葉ではないけれども僕にはズシンと心に刺さりました。
先日行った、岡本太郎の展示で彼の言葉がたくさん載った本を買いました。
『強烈に生きることは常に死を前提としている。死という最も厳しい運命と直面して初めていのちが奮い立つのだ』
僕も一所懸命/命を懸けて生きる。頑張って、強烈に、熱情を持って生きてやるんだ。
      
河村伊将
SOSHIOTSUKIと三島由紀夫のイメージ
岡本太郎展で撮った写真
PALETTE art alive 
 
【OSAKA】大阪府大阪市西区南堀江1-19-1
TEL/FAX : 06-6586-9560
 
【NAGOYA】愛知県名古屋市中区栄5-18-5
TEL/FAX : 052-684-7239
 
 
 
  
 
 
 

      

 

ALL BLOG INFORMATION SOSHIOTSUKI メンズ

← Older Post Newer Post →