マイナスのデザイナーである藤本透さんとは、思っているより出会ってから長いようです。アパレル前職時代、夜中に居酒屋でアルバイトをしていたとき仲良くしていただいている先輩と共に遊びに来て頂き、紹介して頂いたことを今でも覚えています。まだ20歳くらいでしょうか。
そこから、パレットに入ることが決まり、マイナスの受注会と同時に行われた6周年のアニバーサリーの日に再会いたしましたね。
初めてしっかりと食事をした際に、パンクカルチャーや影響を受けたデザイナーのお話を伺いました。ロックが好きな僕にとって、透さんにはもっともっと色々なことを教えて頂きたいと思いそれからお会いする度にさまざまな話を積極的に質問していました。いつも優しくしてくださり有難うございます。
10周年のお祝い事で色々なことを企画しようと考えています
と相談させて頂いたのは、不意にお店にお越しいただいたときで、
勿論です
と快諾して頂いたと記憶しています。
私自身が、マイナスを知った当初憧れたレザーアイテムの復刻は、この10年というスペシャルなときにこそ、やるべきであると心に決めていました。
MINUSというブランド、ひいてはデザイナー藤本透さんのアティチュードを汲み取り、彼らと10年という月日を共に歩んできたPALETTE art aliveというお店を通して、表現しなければならないのであれば、今までのマイナスとの取り組みの中でも、最も力強いアプローチであるレザーのセットアップを皆様に提案することは必至でした。
中でも、働き始めた当初にお客様がよく着ていたYOROI RAIDERS、受注会を行なったときに見たJAPANISM ONE STARは脳裏に焼き付いたまま離れませんでした。オーナーから何度も借り、我が物顔で写真も撮りました。
レザーパンツも同様で、当時とても欲しかったもの。仲が良いおしるこというイケメンから気付けば2年以上借りっぱなしで誰よりも履いているような気がします。スラックスのように美しいフレアシルエットは、多くの人が思い描くレザーパンツのパワフルさは少し控えめに、開放的な気分になって頂きたいという想いを込めています。
また、大阪店でのローンチに合わせ、MINUSの2023ssの受注会も開催いたします。
透さんには、お客様がお越しの際にご来店いただき直接ご対応いただきます。
皆様、お気軽にご来店ください。
アトリエとショップの距離、透さんと僕たちの距離が近いからこそ、普段からお話しすることが多く、大事な話もふとしたときにも相談することができるのは、恐らくずっと我々だけなのかなと思っています。
河村伊将
PALETTE art alive
【OSAKA】大阪府大阪市西区南堀江1-19-1
TEL/FAX : 06-6586-9560
【NAGOYA】愛知県名古屋市中区栄5-18-5
TEL/FAX : 052-684-7239
MAIL : info@palette-art-alive.com
