逆張りの美学

張貼者 PALETTEartalive

 
 
 
 
 
大人になって、普通や常識という言葉をよく使うようになった。小さな視野で生きていた、子供の頃に比べ、少しだけ広い世界で生きているからだろうか、世間体というものを考えたりするのだ。
 
普通や常識って誰が決めたことなんだろう。幼少期から、親や先生に言われてきたことの積み上げで、何となく形成されているだけな気がする。その何となくを、僕が親になった時とかに、次の世代に継承するのだろうか。そういうサイクルだとするならば、あまり良い気持ちにはなれない。
やっぱり僕に、大人の世間体みたいなのはまだ早いのかもしれない。
綺麗なものを汚いと言ったり、不細工なものを美しいと言ってみたり。思春期や反抗期の、斜めから世界を見る感覚を、もう少し拗らせていこうかな。そのうちきっと、自分なりの線引きができて、常識や普通という響きが、もう少し耳馴染みよくなってくるだろうから。
 
  
 
FAF
2025 Autmun/Winter Collection
 
NEW COMMUNE DIRT BAGGY DENIM
 
 
僕がFAFの好きな所は、大人になると出てくる、先述したしがらみを感じさせない所。あくまでも自由で、自分達の美学に基づいて洋服を作っているなと。世の中へのアンチテーゼが込められた服とかも良いなって。
でも作り手としてしっかり芯があって、自分達が思うカッコ悪いことはしない、みたいな信念が伝わってきます。

今回ご紹介するのは、新型のデニム。 DIRTの名の通り、大胆な汚れ加工が施されています。
DIRTやグランジ、エイジングといった、いわゆる新品というものには見えないもの。
このモード(常識)からはかけ離れているものを、ファッション(常識)に落とし込んだのは、ヨウジなのか、エディのグランジスタイルなのか、マルタンのアーティザナルなのか、はたまたもっと前なのかは分からないが、彼らに共通している事は、世間体なんて気にせずに、己を貫いているという事でしょう。
反骨精神、永遠の反抗期、常識なんてクソ喰らえという精神を感じさせる加工です。
 
 
 
 
 
 
 
シルエットは太すぎないバギーシルエット。股上が深いのでハイウエストで履いても可愛いのですが、個人的には腰履きするのがおすすめです。
ただ野暮ったいんじゃなくて、シルエットとかは洗練された仕様。モードとは程遠いはずなのに、意外と近くにいるなっていう感覚です。
 
更に、ペインターパンツのディティールも踏襲されています。
デニムとペインター、当時であれば、掛け合うことのないデザインミックスも魅力の一つです。
 
 
 
 
 
 
大胆にスタイリングしても良し、意外と脇役にも回れるやつです。
 
この機会に是非。
 
↓ONLINE SHOP↓
 
 
今夜もありがとうございました。
明日もお待ちしております。
 
YUTA
 

PALETTE art alive 
 

【OSAKA】大阪府大阪市西区南堀江1-19-1
TEL/FAX : 06-6586-9560
 
【NAGOYA】愛知県名古屋市中区栄5-18-5
TEL/FAX : 052-684-7239
 
【FUKUOKA】福岡県福岡市中央区赤坂2-2-45
TEL/FAX : 092-707-0965
 
  
 

 
  
 
 
 
 




      

 

ALL BLOG FAF ウィメンズ メンズ

← 老帖子 較新的帖子 →