洋服の気分が難しい今日この頃、こういう服が着たいがパッと出てこない。
そんな時は過去をなぞる他ないのだ。久しぶりに古着とかも見てみる。
誰に言われたか忘れたけれど、"新品の洋服を理解するために古着をたくさん見る、自分の価値観が広がると新たな気分も生まれる"って言われてすごくしっくりきたのを思い出した。
ラルフローレンとかバーバリーとか、古着の定番て感じだけど、やっぱりカッコいい。
シンプルにモノが良い、何十年の時を経ても、現代のモードな服達と横並びになれるくらい。
でもやっぱり今の洋服が好きだ、落ち着いたと思っていたけど、面白い事はしたいらしい。
クラシックだけどちょっと変なのが気分なんだと思う。
古着の変な事してるけどチープなやつは、あまりそそられなかった。

Oscar Ouyung
2025 Autumn/Winter Collection
SHEEP FAIR ISLE JUMPER
Oscarは分かりやすく英国文化を取り入れている。このニットもだし、ハリスツイードシリーズとかもまさにそう。
でもそれに傾きすぎてない、上手な塩梅がブランドの魅力のひとつ。
クラシックすぎると"面白い"に振るのが難儀なイメージだけど、なんだろうこの抜け感、クラシックでモダン、言葉として成り立つか分からない、正反対の言葉を隣に並べたくなる。

イギリスで編み上げられたニットは、メリノウール100%だけど、柔らかい編まれ方じゃなくてガシガシしたやつ。これぞイギリスのニットと思わせる仕上がり。
寒い地方で1枚で着れるように作られた、イギリスの気候が汲み取れる感じ。
柄はフェアアイル柄、ノルディック柄とよく間違われますが、実は全然違う。
トナカイや雪の結晶、木の柄など北欧らしい柄がノルディック柄、一方フェアアイル柄は、フェア島でスペイン艦隊を破ったとされる、矢が柄として採用されているのが特徴です。

柄以外にも特徴が。それはマルチカラーのネップ。
ドネガル糸を彷彿とさせる表情豊かなテキスタイル。
生活の必要ピースとして栄えた、産業ならではのガシガシ感と、太古から先進国として、様々な文化を生み出してきた品が感じられる。
説明でも分かる通り、すごくクラシックなはず、
でもなんだかモード、それがOscarの洋服。
その答えは着て感じて、出してもらえればと思います。
この機会に是非。
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