昨シーズンPALETTE art aliveのみでスタートしたTaiga Igariも気づけばアカウントが増えていて、今シーズンはどうだろう。6店舗くらいにはなってるのかな。国内の良いブランドの卸先が増えること、日本のファッションフリークたちに広まるということは、とても嬉しい。が、その反面最初から見ている身としては、少し寂しい気持ちも感じるのも本心だ。
"Your Character"と題された1st seasonは、デザイナー猪狩さん自身を反映したシーズンだった。メールが届き、添付されていた1枚のイメージLOOKがとても気になったので展示会に伺わせて頂いた。
10型20点というかなり少ないラインナップだったが、テーマを踏まえて物を見ることで、僕が深く共感するには十分すぎたことを覚えている。
ベルベットのランチコートや、ショールカラーのジャケット、花柄のセットアップ、そこに並ぶものは全て僕が着たいと思う服だった。
"And Relief"
と題された22ssシーズンも猪狩さん"らしさ"は継続されつつ、彼の優しさも内に秘められている。
LOOKに差す暖かな日差しのような光は、混沌とした世界を灯す彼の優しさのメタファーだ。
家にいることが多い、というここ2年の常套句。みんなは、ファッションを心から楽しんでいますか？
少なくともTaiga Igariの今シーズンは、家や、ちょっとした休日を、もうひとつ楽しませてくれるワードローブを提案してくれている。
それは、ニットのガウンや、首の開いたスウェットだったりする。
ここ数シーズンたくさん提案されていて僕はもはや飽き飽きしていた（天邪鬼だから着たくもなかった）のが正直なところだったが、これは違う。
サイドのテープ、首の切り替え、パンツは結構スリムだし。
着たいなぁと思わせてくれるものだから買った。明日着ようと思う。
定番の花柄のパジャマセットアップに合わせて提案されているのは、キュッと首が開いたサーマル。前回即完したロンTの生地違いで、着丈も長いリラックス感ある1着。インナーでも使えそうでまたすぐ無くなりそう。
オンラインショップ、店頭共に
明日1/29(Sat.)12:00~
発売します。
合わせてYouTubeもあげる予定なので、それも参考にしてください。
また明日もお待ちしております。
いつも最高です。ありがとうございます。
河村伊将
PALETTE art alive
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