思い出

張貼者 PALETTEartalive

  
PALETTE art alive YUKI HASHIMOTOの繋がりは、19AWコレクションまで遡ります。
ブランド始動から2シーズン目のことでした。
アントワープから日本に戻り、ブランドを始めたころ、学生時代の友人を通してご紹介いただきました。
スタッフの皆さんに展示会で初めてお会いしたことを今でも鮮明に記憶しております。
人と人との繋がりから発展していった経緯、そして大切な関係性がそこにはあります。
 
10周年の特別企画のお話を河村さんから頂いたときに、PALETTE art aliveと出会ったきっかけや22A/Wのコレクションテーマでもある思い出繋がりから何か特別なデザインが作れないかと考えました。
22A/Wのコレクションは、ロンドンを拠点に活動されているDafna Talmorさんの作品を見た時から始まります。自身で撮影したカラーネガを切り貼りし、1枚の写真(作品)となる表現方法は、「現像された写真は写し出したままを表現する」という僕の既成概念を変えてくれました。被写体がどうとかではなく、もっと深く、表現としての写真と向き合う彼女の作品に深く感銘を受けました。このような新たな発見やものの見方を与えてくれる芸術は、僕の中で一番大切なことです。
Dafna Talmorの作品の画像
そして、僕にとって彼女の作品は、どこか思い出のような頭の中にあるカタチを表現している気がしました。
自身の思い出の中には、さまざまなものが詰まっています。その中でも、家族との思い出が一番印象的です。ヨーロッパ在住時は、すぐに家族に会うことも難しく、今振り返るとそういったことも、今回のコレクション制作のきっかけとしてとても大きかった様に思います。
 
今回デザインしたPALETTE art alive 10周年記念は、リングトップのネックレスをデザインしました。
これらは、冒頭で述べた、思い出繋がりをデザインで表現しています。
日本語の「お父さん指、お母さん指、、、」という言い回しがあり、その言葉にとてもユーモアを感じました。それは、日本語独自の表現であり、非常に魅力的でした。そのアイデアが、テーマと紐付き5つのリングをつなぎ合わせたネックレストップをデザインしました。
製作された3本のネックレストップはどれも同一コンセプトで製作されていますが、トップの指輪はさまざまな組み合わせとなり、世界で1本しかない3種類のネックレスが完成しました。
YUKI HASHIMOTOとPALETTE art aliveのコラボレーションのリングの画像
人それぞれ境遇や、背景が違うように、製作したネックレスも多種多様なリングの組み合わせで構成しています。全てのリングが手作りで製作されており、二つと無いデザインとなっています。
コレクションテーマの思い出PALETTE art alive との繋がりをデザインで表現させていただいております。
PALETTE art aliveを愛するすべての人に共感していただけたら、嬉しいです。
 
橋本祐樹
 YUKI HASHIMOTOのデザイナー橋本さんのアントワープ時代の写真 
YUKI HASHIMOTOのデザイナー橋本さんのアントワープ時代の写真
PALETTE art alive 
 
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