8/5 写真に出会う。

張貼者 PALETTEartalive 上 8月 06, 2021

写真は、とても素敵だ。動画とは違い、一瞬を切り取りその人が何を納めたかったのか考える。

高校生の頃に携帯を初めて持ち、簡単に写真を取ることができたことに感動したことを今でも覚えている。友達と遊んでいた楽しかったとき、一緒に過ごす家族を、時には授業を聞くのが億劫でこっそり黒板を写真で撮ったこともあった。

昨日ずっと行きたかった本屋さんに行った。

東京のflotsambooksというお店で、アートブックや写真集などを多く取り扱っているとても素敵なお店だ。知り合いに教えて頂いてからオンラインショップで何度か購入していたが、一体この本がどういうもので何を伝えるためのものかあまりわからないので、直接お話を聞き、直接買いたかった。僕はフィジカルでの購入がなんだって大好きだ。

昨日は、3冊買ったのだが、中でもお気に入りになったのが、DAVID BAILEYのNY JS DB 62という写真集だ。

1962年にニューヨークで撮影した写真が集まった本。デビィット・ベイリーは、当時付き合っていたモデルの彼女を連れてvogueの海外ロケに参加した。仕事以外の時間は、彼女との時間。彼女の写真をたくさん撮っていた。たまたまモデルの彼女だから、その写真たちはまるで何かの作品のようだったので、これをまとめた一冊の本を作った。それがNY JS DB 62。

ファッションの撮影というものは、スタジオでセットを組みカッコいい写真を撮る、ということしか基本的になかった当時。この作品の出現によって、今では当たり前になったロケでのファッションシューティングの始まりだそうだ。このプライベートの作品たちがまるでファッションシューティングになっていたからこそ、業界に新たな1ページを生み出した。

PALETTEでも毎シーズン写真にまつわるお洋服を取り扱っている。

それがJOHN MASON SMITHのTHE ARTISTシリーズだ。

このシリーズは、様々なアーティストの作品をオリジナルのボディにプリントするというもの。写真家や、画家の作品が主だが、我々は毎年必ず写真家の作品が載った所謂フォトTを買い付けている。

今シーズン展開しているのは、COLINE LANEという写真家のものだ。写真については、以前のりんごのブログに記載されているので割愛させていただく。本日よりそのロンTを店頭、ONLINE SHOPに掲載している。