こんばんは。
りんごです。
本日は、sodukより新商品のご紹介です。
soduk
twisted vest
(Black / Gray)
デザイナーは、工藤 司 (Tsukasa Kudo)
祖母の影響でファションに興味を持ち、専門学校の進学を目指すも
"在学生の気合の入ったファッションに気後れした"工藤さんは、視野を海外へむける。
ベルギーのアントワープ王立芸術アカデミーへ進学。
その後パリへ拠点を移し、ジャックムス、Y/PROJECT、J/Wアンダーソンのスタジオでパターンとデザインを学ぶ。
帰国後、2017年にメンズブランドであるkudosをローンチ。
ブランド名は自身の名前、そして英語で"称賛"を意味する。
その後2018年に、ウィメンズラインであるsodukをローンチ。
kudosとsodukは背中合わせになったブランドである。
kudosもsodukも性別をはっきりと限定していないという点では同じ。
ただ、kudosはよりパーソナルな視点でものつくりをしているので、メンズライクなデザインが多く、一方でsodukはよりデザイン性の高いものを主軸としている。
シーズン毎のコンセプトがないのもブランドの特徴。
何か気になるもの、目についた印象的だったものを取り入れて一着ずつ作り、その集合体から共通項を見つけていく感覚のデザインです。
今回紹介するアイテムは、見るからに変形したベスト。
デザイナー自身が立体裁断で仕上げたテーラードベストです。
立体裁断とは、製図を元にするのではなく人体またはボディに直接布をあててデザインしながら裁断していくこと。
裁断し終わった布をボディからはずして解くと、それが型布になります。
製図と立体裁断で得意不得意は分かれますが、製図の方が数字に厳しかったり綺麗な線で描くことが重要で、立体裁断はより感覚的なものが大事になってきます。
もちろん両方が得意であればどこでもパタンナーとして活躍できそうです。
ある記事より、工藤さんはジャックムスのデザイナー、サイモンには自身から何度もアタックをしたそう。
サイモンがデザイナーとしての基礎となったと語っています。
サイモンはデッサンを描かず、トルソーに布を当てながら即興でシルエットを作っていく。
この恣意的なアプローチによって生み出される世界観に影響を受けたのだとか。
立体裁断で洋服を作ることで、製図とはまた違った服の立体感が生まれ、着用した時のシルエットは独特かつ綺麗だといえます。
フロントの変わったボタンの配置により、裾が上がったり、襟部分にラペルを付けることでテーラードのような仕上がりに。
テーラード仕様ベストは珍しいので、ドレスの上から重ねてクールな印象に。
サイドは大きくスリットが入り開いているので、重ね着に適した洋服ですね。
ポケット部分の刺繍もハンドステッチ。
sodukらしさ溢れるアイテムとなっています。
肩パッドも入っているので、肩のラインも綺麗です。
カラー展開はBlackとGrayの2色展開。
印象が全く変わって見えるので、是非店頭にて試していただきたいですね。
sodukのアイテムはオンラインショップ未掲載の商品です。
商品つきましては、気軽にDMやお電話にてご連絡ください。
明日もお待ちしてます。
りんご
PALETTE art alive
【OSAKA】大阪府大阪市西区南堀江1-19-1
TEL/FAX : 06-6586-9560
【NAGOYA】愛知県名古屋市中区栄5-18-5
TEL/FAX : 052-684-7239
MAIL : info@palette-art-alive.com
