課題のレポートに行き詰まり、
片道2時間かけて大学の図書館まで行くのは流石に億劫だった私は
10年ぶりに近所の図書館に足を運びました。
久しぶりの散歩が心地よく、気分が良いまま図書館の入り口差し掛かると、図書館独特の香りが鼻腔に流れ込んできました。
様々な家庭の匂いが染み込んだ紙とインクが入り混じったようなあの香り。
小学生の頃、母親の仕事が終わるまで
職場近くにあったこの図書館で下校後1人時間を過ごしていました。
中学に入り、部活も始めたことで親から少しずつ自立し始めた私は
図書館で母親を待つような機会も一切なくなり。
久しぶりに図書館に足を踏み入れたその瞬間、
香りで小学生当時の記憶が呼び起こされ、胸が少し締め付けられました。
記憶と聴覚は結線されています。
香りによってそれにまつわる記憶が呼び起こされることを、
「プルースト効果」
という。
先日ようやく緊急事態宣言が解除されたものの、
蔓延防止措置が適用され、外出することもまだまだ阻まれる。
いつ解放されるか分からず気が滅入ってしまいそうな
「おうち時間」ですが、
香りで空間を再現し、
少しでも外出している気分を味わってほしい。
本日紹介させていただくのは、
そんな様々な場所の香りを再現したキャンドル。
LOLA JAMES HARPER
パフューム・クリエイティブ・ディレクター、写真家、ミュージシャン、映画監督
などと多岐にわたって活動するラミ・メックダチが家族と
世界中を旅したり、音楽を作ったり、写真を撮った記憶を基に
生み出されたキャンドルが、このLOLA JAMES HARPER。
当店では5種類の香りをセレクトしました。
オンラインショップには香りにまつわるそれぞれのストーリーが
記述されていますので、是非ご覧になって下さい。
この中で私が特に気に入ったのは、
ナンバー10の Guitar shop on Denmark street。
イギリス随一の音楽街「デンマーク通り」。
イギリスの音楽家であれば必ずと言って良いほど訪れるこの街は、
ギターショップなどの楽器店やスタジオで溢れています。
こちらがデンマークストリートの写真。
うわー見るだけでテンション上がる！！！！！
開店前の写真かな？シャッターは閉まってるけど、
日中は音楽好きで賑わうこの街。
今ギター５本目なのですが、アコギだけ持っていなくて、
もし音楽で食べていけるようになったら
ここでアコギを１つ買いたいと思っています。
なのでそれまではアコギは買わないと決めています。
コロナが明けるまでには音楽で名前を知られたい。
国外旅行ができるようになったら
ここに行ってギターを一本買いたい。
買ってそのまま、ストリートでライブしたい。
LOLA JAMES HARPERのラミ・メックダチもロンドンに訪れた際には
デンマークストリートに行くのだそう。
ギターが所狭しと陳列されている様子。
美しい楽器と、そこに訪れる音楽を愛した美しい人々。
そんな思い出の詰まった彼の行きつけのギターショップの香り。
日本の小綺麗な楽器店とはまた違った香りがするんだろうなあ
キャンドルの香りを吸い込むことで
外出できない「おうち時間」も
まるでその場にいるような感覚に。
複数買っていただき、日替わりで香りを楽しむのも良いですね。
今日は考え事をしたいからこの香り、
今日はここにいるような気分になりたいからこの香り。
そんな風に香りで日常に彩りを添えていただきたい。
プレゼントにも非常におすすめです。
まだまだ気を緩めることができない情勢ではありますが、
そういった一工夫で皆様の日常により良い変化が訪れることを願います。
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